「募集をかけても全然応募がなくって。。」
「仕事は順調なんだけど人がいなくって。。」
という声を経営者から聞くことがとても多いです。
ところがよくよく話を聞くと、最低賃金ギリギリで求人を出していたり、何年も同じ求人票を使いまわしていたり、
競合や近隣他社との条件と比較をすることもなく自社の希望を羅列しただけの求人票を書いていたりします。
残念ながらそんな求人では求職者が応募したくなることはないでしょう。
とても本気で求人に取り組んでいるとは思えない求人もよく見かけます。
2020年3月卒の新卒大学生の求人倍率は8.62倍(従業員300人未満)だったそうです。
一人の学生を8社以上で取り合っている状況で、それに応じて当然中途採用の競争も激しくなっています。
人材不足倒産も発生しているくらい、企業の人不足は深刻です。
そんな状況ですので従来通りのやり方では応募が集まるはずがありません。
人材採用に多額の費用をかけることができ、かつ給与等の条件も良い大手企業とは異なり、中小企業では多くの費用をかけたり条件を簡単に上げたりすることはできません。
それでもほんの少しの努力と工夫で応募はたくさん集まりますし、面接スキルの向上で良い人材を選ぶことができるようになります。
これから中小企業が採りたい人材を採用するための考え方やテクニックについてお伝えしていこうと思います。大きく分けてやることは3つです。
① 応募者の集め方
② 応募者の選び方
③ 人材が定着するために
かなりのボリュームになりそうなので、今どの部分を書いているのかを確認できるようにしていく予定です。