効果的な面接の流れと質問の仕方　〜中盤の質問・具体的事例が得られない場合のフォローの質問１

会社の求める人物像に応じて

「個人的能力」「対人・コミュニケーション能力」「意思決定・業務管理能力」

に関する質問項目を組み合わせて質問を進めていっても、

有効な行動事例が得られないことがあります。

その際はフォローの質問を組み合わせることでより突っ込んだ情報を引き出していきます。

・「その行動をとるに至った背景」が不足している場合

過去の行動例は、背景を理解して初めて具体的なものとして認識することができます。

その行動がとられる前提となる背景を明確にする必要があります。

【フォロー質問例】

　「あなたがその案を実行に移したのはどういう理由からですか」

・「現実にとった行動、とらなかった行動」が不足している場合

応募者が何をし、言ったのかがわからないままでは、その情報はほとんど無意味なものとなってしまいます。

具体的な行動を引き出すためにさらに質問をしていく必要があります。

【フォロー質問例】

　「○○するために、あなたは具体的に何をしましたか」