1. 採りたい人材を採用するための成功法則
  2. 効果的な面接の流れと質問の仕方 〜中盤の質問・具体的事例が得られない場合のフォローの質問2
 

効果的な面接の流れと質問の仕方 〜中盤の質問・具体的事例が得られない場合のフォローの質問2

能力要件に関する質問をしても具体的事例が得られない場合のフォローの質問の続きです。

 

新卒採用と異なり、中途採用の場合には、社会人としてのキャリアをある程度積んだ人と話をしていくことになります。

新卒採用はこれからの可能性を見るための面接ですが、中途採用は現在持っている能力が会社で使えるかどうかが問題となります。

そのため、新卒の面接以上に具体的な行動事例を深堀りしていく必要があるでしょう。

 

・「どのような結果になったか。どのような変化をもたらしたか」が不足している場合

行動の事実だけでなく、その結果どうなったか、何か変化があったのか、

を知ることで初めてその行動が効果的であったのかどうかを知ることができます。


【フォロー質問例】

 「その案を実行したことで、部署にどういう利益をもたらしましたか」

 

・過去の行動事例ではない発言であった場合

応募者の感情や意見では、過去の行動に関する情報は全く得られません。

応募者がすべきだろうと考えていることを言っているのに過ぎず、したことではありません。

単に優等生的な回答をしているだけのことも多いです。

 

【フォロー質問例】

 「以前に実際にそのような場合がありましたか」