ハローワーク(公共職業安定所)の求人にどのようなイメージを持たれているでしょうか?
「無料で使えるけど、うちが求める良い人材はいない」
「求人は出し続けているが、応募が全然ない」
こんな声が聞こえてきそうです。
確かにそういう意見があることも理解しますが、厚生労働省「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績」によると
年間500万人もの新規求職者が登録し、毎日17万人が利用しています。
巨大求人マーケットであることは間違いないのでマッチング次第では良い人材からの応募も期待できますので、利用しない理由はありません。
ではなぜ上記のような感想を持つ方が多いのでしょうか。
まず母数が多すぎるため、いろんな人が混ざっているということです。
自社にとって全く望んでいないタイプの方も多くいるでしょう。
もう一つは自社の求人票に問題があるケースです。
以前の古い求人を何年も微修正のみで使いまわしていたり、箇条書きだけの簡単な求人票だったりします。
そのような求人票では良い人材とのマッチングはできませんし、仮に応募があったとしてもどこにも就職できないような人である可能性が高くなってしまいます。
ハローワークのシステムは2020年1月に大幅に見直され、
記載内容の充実やネット求人に対応していく方向で使いやすくかつ検索しやすくなっています。
またハローワークで求人を出すと、求人界のGoogleである「indeed」にも結果が掲載されますので(もちろん無料です)、
どうせハローワークだからと手を抜かずにちゃんと求人票を作成してほしいです。