以前の回で求人に対する考え方として「面接はお見合いのようなもの」と書きました。
お見合いを成功させるためには「モテてから選ぶ」ことと
「求める人物像」が重要であるともお伝えしたかと思います。
お見合いを成功させるためには、まず自分がどんな人なのか知ってもらい、
どんな人を希望しているのかを伝える必要がありますね。
相手が自分に興味を持ってもらって初めてお見合いのスタートラインに立つことができます。
人材採用において、「求める人物像」は社内での共有は必要ですが、求人用に記載するときは注意が必要です。
あまり詳細に書きすぎると求職者に対する要求ばかりになってしまうためです。
求人票には原則として何を書いても構いません(もちろん法令に反してはいけませんが)が、
「わが社はこんな会社です」
「わが社で働くとこんなメリットがあります」
という情報をより優先して伝えるようにするのが良いでしょう。
求職者は理由があって会社を辞めている(辞めようとしている)わけですので、
なぜ転職するのか、転職によって何を変えたいと思っているのか、
にアプローチし、それを解決できる求人票にしていきたいですね。