中小企業にとって、人を採用する際に最も重要視しなければならないことは
「わが社に合う人物か」
ということです。
どんなに優秀な人が入ってきたとしても、社内の雰囲気に合わずに辞めてしまうケースはよくあります。
社風に合う人の要件は会社によって千差万別です。
また、募集する職種によっても必要な能力は異なります。
例えば営業職の場合には社交性や交渉力などがより重要な要件となるでしょうし、
研究開発職の場合には継続して物事に取り組める力や忍耐力が重要性を増します。
どのような人が欲しいのかを表す要件をいくつか選び出し、「求める人物像」として応募者に告知していくことになります。
「求める人物像」を設定し、担当者で共通の認識を持っておけば、誰が面接しても同じようなレベルを維持することが可能になります。
求める人物像を決定する際には、3つの視点で整理するとシンプルに考えることができます。
また、求める人物像で設定する能力要件についても次回以降にお伝えします。