前回、面接の序盤では話す5つの項目のうち
「1.挨拶と自己紹介」「2.話しやすい雰囲気にする」「3.面接の流れを説明」
の3つをご紹介しました。今回は残りの2つの項目について解説します。
4.メモを取ることに了解を取ります
面接官がメモをしきりに取っていると、応募者は自分の評価を書かれているのかと気になってしまい、面接に集中できなくなります。最初からメモを取ることを伝えるようにします。
【発言例】
「面接中、私はメモを取りますが、それは聞きもれがないように
後で確認をするためのものですから、あまり気にしないで下さい。」
5.履歴書・職務経歴書の内容を簡単に確認します
本格的な質問に入る前に簡単な質問に答えてもらいます。できるだけ淡々と答えてもらうようにします。
ここで最低限の情報を得た後、掘り下げた質問をして過去の行動例を引き出していきます。
【質問内容例】
(1) 職歴と仕事内容(新卒の場合は専攻やサークル活動など)
(2) 前職(それ以前も)の退職理由
(3) 志望動機(会社への志望理由と職種への志望理由)
(4) 入社したらどのような仕事がしたいか、経験をどのように仕事に生かせるか
(5) 他社はどこか受けているか(2つ以上受かった場合どうするか)